この度、3331 CUBE shop&galleryでは、近藤南による個展「・・−−」を開催いたします。

近藤南は、陶や木、ミラー等を用い、夢と現実の狭間の出来事を彫刻作品に変換し制作しています。柔らかい曲線が美しく、陶の滑らかさや艶やかさの映える彼女の作品は、自身の夢や不思議な感覚がモチーフになっているため、ユニークで掴みどころのない様相をしています。無意識の領域に閉じ込められていたストーリーや、漠然とした感覚に向き合い生み出された作品は、観れば観るほどその世界や感覚に吸い込まれていくようです。

今回の展覧会タイトル「・・−−」は、モールス信号で"私の夢"という意味があります。様々な夢がモチーフとなっている作品は、一見するとそれは何なのか、どういう意味なのか分からない、けれど向き合いよく読み解くことで理解に繋がっていく...という作家の考えからこのタイトルが名付けられました。ぜひ、この機会に近藤南の作品をご高覧ください。

*展示に合わせ、近藤南が手がける「DROOM」のアクセサリーや一輪挿しなども販売いたします。
 


展覧会に寄せてー

夢のことなのか、現実に起こったことなのか、それとも幻だったのか。 思い返してみても、未だにあれはなんだったのだろう、と思う出来事がある。 それらは余りに突然やってくるため、私はいつも呆気に取られ、その落とし所が分からない。 分からないからいつまでも、心の中をゆらゆらと漂っている。
それは幾分、気持ちが悪い。 だから分類不明のそれらを掴んで、形にしてみる。 気持ちの悪さは払拭されるか、はたまた更なる何か別の感情を引き起こすのか。 怖いもの見たさで、挑戦してみる事にする。

近藤南



<作品リスト>
現在、作品は販売しておりません。


hold hands   
素材:plaster,acrylic,mica,mixed media


dromen   
素材:ceramic

morning dinner   
素材:ceramic,mixed media

bird food   
素材:mixed media

sound flower   
素材:ceramic,acrylic,mica

can not find   
素材:mixed media,acrylic



<ご購入時の注意事項>
・作品発送は展覧会会期後、梱包期間も含め3/4(木)以降となります。
・作品は展示会場でも販売しております。
会場で売約済みとなった場合、オンラインストアの在庫状況へ反映されるまで幾分お時間がかかってしまうため、ご注文いただいた場合でも在庫切れとなってしまっている可能性がございます。ご注文が重なってしまった場合、誠に恐れ入りますが会場にてご購入頂いた方を優先とさせていただきます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。




近藤南  Minami Kondo


1990年 富山県生まれ 
2013年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業

彫刻制作と並行して2017年より自身のアクセサリーブランド「DROOM」を立ち上げ、各地で展示販売を行っている。

<Exhibition>
2015年 美術手帖presentsシブカル杯。(東京/渋谷PARCO)
2016年 bankARTアーティストインレジデンス2016(横浜/babkARTNYK)  
   bankARTAIR特別展2016(横浜/babkARTNYK)
2017年 SHIBUYA AWARDS 2017 (東京/東急東京メトロ渋谷駅コンコース)
2018年 SHIBUYA AWARDS 2017 ART部門 受賞作品展(東京/Bunkamura Wall Gallery)
SICF19(東京 / spiral)  
さよならに、塩と胡椒(東京/アキバタマビ 21)
2019年 アートか?彩る、新生活展(東京/GINZASIX・表参道ヒルズ)

<SoloExhibition>
2015年 ゆめか うつつか まぼろしか (東京 / Hasu no hana) 
2018年 lustrum(東京/dish)  
2020年 dromen(東京/museumshopT)
open atelier(東京/rivercoffee&gallery)

<Prize>
2015年 第13回「1_WALL」グラフィック部門審査員奨励賞(白根ゆたんぽ選)
2018年 SHIBUYA AWARDS 2017 綛野匠美賞


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